「What do you do?」・「What are you?」

        (あなたは何ができますか?) ・(あなたは何者ですか?)

 

 

 

<2018314 80分 東洋経済オンライン より>

 

3月に入り、いよいよ本格的にスタートした就職活動。

 

さまざまな業界で人材不足が問題視され、「超売り手市場」と言われている

日本国内の一方、目を海外に向けると、企業側が求める人材像に少なからず存在する

「ギャップ」が浮かび上がってきます。

 

『全米No.1バンカーが教える最強の気くばり』の著者、

酒井レオ氏が日本と欧米の間にある「就職で問われる資質の違い」を指摘します。

 

What do you do?」か「What are you?」か

 

欧米のビジネスの場では、初対面の相手に英語で素性を尋ねる際に、

What do you do?」という質問の仕方をよくします。

一方、日本では多くの場合、「What are you?」という聞き方をします。

両方とも日本語に訳せば「あなたは何をされているのですか?」になりますが、

実際の2つの意味はまったく異なります。

 

What do you do?」は

「あなたはどんな行動をして、どんなパフォーマンスをあげていますか?」

という意味です。

つまり、「人にどんな価値を提供できるのか」という可能性を聞いています。

 

一方の「What are you?」は、肩書を聞いています。

「どんな会社のどんな部署で、どんな役職についていますか?」

といったニュアンスでしょうか。要は「何者か」というスペックを聞いているわけです。

 

日本では圧倒的に後者のパターン(「What are you?」)が多いのですが、

私は「これからビジネスの場で結果を残していくためには

What are you?』ではなく『What do you do?』の視点で物事を見る姿勢を大切にしましょう」と、

いつも口酸っぱく伝えています。

なぜなら「What are you?」の場合、

仮に「私は〇〇会社で役員をやっています」などと答えたとして、

相手が〇〇会社を知らなければ、そこで話が終わってしまうからです。

これが「What do you do?」であれば、

「銀行で融資案件の新規開拓の営業をして、全米1位の成績をあげました」と答えれば、

その先、話がどんどん展開していきます。

 

What are you?」の端的な例が、卒業した大学名にこだわることです。

日本人と話していると、決まって「自分は○○大学出身です」という言葉が出ます。

偏差値が高い大学になればなるほど、その傾向は強いようです。

アメリカでは、ハーバードなど、よほど有名な大学の卒業生しか大学名は言いません。

なぜなら、卒業した大学はたいして重要ではないからです。

その代わりに、よく質問するのが「GPAは何?」です。

GPAGrade Point Average)とは取得した科目の点数で、

どこの大学でも共通して重視される成績の指標です。

1科目の成績を4点満点(045段階)で評価し、その平均点がGPAになります。

「俺、GPA3.6なんだけど」「え、マジで。俺、2.6しかないよ」。

こんな会話がふつうにされていて、卒業した大学名を問うことはほとんどありません。

アメリカではどの大学を卒業したかという学歴より、

大学在学中にどれくらい勉強したかという、パフォーマンスのほうが重要だからです。

 

「学歴」よりも「経験値」が問われる就職活動の未来

 

就職においても、大学を卒業したかどうかより、

在学中のGPAとインターンシップやボランティア、仕事の経験が問われます。

要するに学歴より経験値が重視されるわけです。

たしかに一流大学を卒業していても、大学の授業にはまったく出ず、

遊んでばかりいて卒業した人と、そこまで有名ではない大学であっても、

みっちり勉強し、さまざまな経験を積んだ学生では、後者のほうが見込みのある人材だといえます。

 

その、「どれだけパフォーマンスをあげられるか」というひとつの目安になるのが、

GPAというわけです。

日本でも最近は、外資系の企業の就職試験でGPAが問われるそうです。

だんだんと世の中全体が、学歴より実際の経験値やパフォーマンスを問う時代に

変わってきているということでしょう。

「自分は日本の中だけで生きていけばいいんだから、関係ない」と言っている人も、

10年後、世の中が変わったとき、はたしてついていけるでしょうか。

 

What are you?」ではなく「What do you do?」へ

――「何者か」から「何ができるか」にシフトする時代が、もうすぐそこまで来ている、ということです。

 

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「何ができますか?(What do you do?)」と尋ねられた時、

どのような答えができるでしょうか?

 

もしも・・・

今 その質問をされたら、自信をもって答えることができないな・・・と思ったとしたら、

それは「今の自分には答えがない」と気付いたという事です。

 

What do you do?(何ができますか?)に対しての答えを今、持っていない事に気付いたのであれば、

What do you do?に答えることができるように努力したら良い!!今から!

 

 

 

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